京都暮らしのリノベーション・新築・リフォーム
住所:〒606-0831 京都府京都市左京区下鴨北園町20-2
2014.01.31
今日は朝、昼、夕方と打ち合わせ三昧でした。
小さな改修、住宅改修、集合住宅新築と時間の経過とともに金額が大きくなっています。
今日はたまたまですが、仕事の幅はそれなりに広く、専門家の力をお借りしながら何とか仕事をさせてもらっています。
あんたは何かの専門家?と言われると答えに窮します。
時に悪徳ブローカーやピンハネ屋と言われる事もあります(笑)
家作りには多くの人が関わりますからその調整役というのが適切な表現なんでしょうかね。
職人さんに直接オーダーすれば安いという理屈は皆さんもご存知かと思います。分離発注、施主支給のようなケースも多々請けてきましたが、その間にだれか調整をする人間が入る必要が今の所あります。「施主支給は安い」というサイトを見るたびに私たちの存在を否定されていると思います。ただし責任をもって工程、資材、納まり等の管理をしてくだされば、本当に私たちは不要かもしれません。
目に見えない部分なので付加価値が見いだしにくいとは思いますが、お施主さん、職人さん、資材業者さん、近隣の皆さんなどが気分よく工事期間を過ごせる事に腐心しています。予算の管理、工期の管理、仕上りの管理、色んな問題を最前線で解決しています。
ある職人さんのサイトで元請けとは、職人さんの上前をかすめ取る悪いやつ的な表現をみた事があります。
実際に仕事ですから報酬は必要です。
ただそんな言葉をみて思う事は更にもっと値打ちがある仕事をしなきゃいけないなと思います。
2014.01.30
今日の午前中は京都市の開発指導課へ行きました。
今回は良い担当者に出会ったのでスムーズに懸案事項が解決しました。
近頃は対応が違うんですね。
今日は頑張る女性について。
鉄骨ビルの改修の件でお客様と打ち合わせをしました。
打ち合わせの中で、大事な看板ですから移設、再掲示しましょうと話をすると喜んでくださりました。
若くしてご主人を亡くされ、子育てをしながら会社を守り抜いてこられた方ですので看板には色んな思いがつまっていると感じました。
長い間よく頑張りましたねとお伝えすると「意地で頑張った」という事でした。
意地でっていうフレーズにしびれました。
午後はあるお客様を訪問しました。
住宅改修を希望されています。
ものすごくお元気でシャンとされています。
お話をお聞きすると定年になる年齢を過ぎても勤め先から慰留されているとの事。
明るく元気な姿をみて是非素敵な家造りのお手伝いがしたいと思いました。
結果はどうであれ、私たちが出来る事を頑張ってみます。
お問い合わせありがとうございました。
私たちの仕事は、それぞれのご家庭の深い部分とお付き合いしますので、多くのファミリーヒストリーが聞けていい仕事なんだなと思います。
思えば山の会でも多くの女性が頑張っています。
ひたむきに山に向かう姿をみて私は良い影響を受けています。
大きな声で笑ったり議論したり泣いたり。
よく飲みに行く山友達も仕事にも山にも真剣です。真剣に向き合っているから悩みもあるんだと思いますし、飲みにいって熱い思いを共有出来ればお互いにプラスになると思っています。
男女問わず頑張っている姿というのは美しいものですし、頑張っているが故の笑顔は年齢問わず素敵だと思います。
近頃は私の中でキレイの定義が変わりつつあります。着飾る事も大事ですが真剣な姿を見てキレイと思うようになってきました。
今日は「意地で頑張ってきた」という一言の重みにしびれました。
自分の姿を鏡でみてボーッとしているなと思いました。
もうちょっと私も意地を張ってみます。
2014.01.29
今日もよく働きました。と完全に自分をほめる事も出来ずダラダラと事務所で仕事をしております。
夕方に四条烏丸界隈で打ち合わせがありました。創業200年以上の老舗の金物屋さんにて建具金物についての打ち合わせでした。
予定より少し早く近くの駐車場へ車を停めて歩き出しました。
ちょうど11年前の2月末に会社を退職し創業したビルの前を歩きました。今の事務所へ移転してから初めてではありませんが、数年ぶりに前を歩いたと思います。
私を含めて3人で創業し、いきなり3人で食っていけるのか 毎日不安と戦っていた日々を思い出しました。経営者としての才覚も大きな志もなくただ縁があって集まった仲間がちゃんと生きて行けるようにという事からのスタートです。今でもそう状況はかわりませんが、地縁、血縁、ネットワークも少ない中で出せるアイデアと体力とハートだけを頼りになんとかやってこれたという事を思い出しました。
特定の取引先もままならない状況でしたので、チラシを刷ってはひたすら配るという日々を過ごしていました。
そして多くの方のご支援でなんとか生かされている状況です。
10年経ってもその場所は代わり映えせず、懐かしいという事もありますが、あの時の何とも言えない希望と不安を思い出せて良かったと思います。
色んな事を経験するなかで、なめてた部分もあったかもしれません。
もう一度、初心を思い出せよと言われたような気がしました。
そうそう、打ち合わせはお施主さんと協力業者さんの素晴らしいアイデアで工事内容がアップグレードする事になりそうです。
創業200年以上の看板の重みは凄まじく、恐れ多くも厚かましくも色々と要望を出させてもらい応えてもらいました。
また時間が出来たら老舗の事業を続ける仕組み、思想などをお聞きしてみたいと思いました。
奥が深いぞ京都は。
2014.01.28
吉田神社の節分祭の準備が着々と進んでいるようです。
毎年この時期になると気分が高揚してきます。
静かな吉田界隈が大にぎわいになるからです。
色んな境目を正月にされている方も多いと思いますが、私はこの場所に来てからは節分を一つの節目にしております。
まあ特に何がどうこうという訳ではありませんが、自分の中では特にこの節分を境にしようと思っている事がありますので、今年は少し楽しみにしております。
習慣を変えるには何かきっかけがあった方が絶対に変えやすいですね。
そんな機会にちょうど良い日だと思っています。
まだ静かですが、2日から相当に賑わいます。
弊社事務所はこの鳥居から50m程度南に下がった所にあります。
103号室です。お気軽にお越し下さい。
2014.01.27
昨日は昨年工事をさせていただいた教会の「献堂式」という大事な会に参加させていただきました。
献堂式とは神様に新しい会堂を捧げる儀式という事のようです。
会堂へ到着すると60人程の方がおられました。賛美歌、聖書、祈祷などの儀式がありました。
その中で弊社の紹介と感謝状を頂きました。
工事をご依頼いただき、工事中も真剣に協力下さり最後に感謝状までいただき感激しております。
もう10年を過ぎたといってもまだまだ未熟な私たちに教会の夢を託して下さった事も本当に感謝です。
私と教会を引き合わせてくださったお客様は、数年前にご自宅の改修工事を通じて知り合いました。その後も、私や私の家族や会社などにいつも暖かいご支援をくださっています。ご本人は世界を飛び回るくらい忙しい方なのに、何かあれば気がけて声をかけて下ります。
本当に「感謝」という言葉に包まれた日曜日でした。
何度も今までに書いた事がありますが、建築の仕事は相手の幸せにつながる幸せな仕事だと思っています。
新しい暮らしや新しい祈りの場ができる事により人の生活は大きく変わります。過ごすその場が優しい場であれば優しい気持ちで過ごせて、人にも優しくなれます。逆に適当な仕事をすると本当に適当な居心地が悪い場ができるのではと思います。
素敵な場を作る為に私たちはお施主さんとのコミュニケーションを大事にしております。
頼む側も人ですし、作る側も人です。出来るだけ幸せ感があふれる日々を一緒に作れればと思います。
うまく説明できませんが、確実に「想い」は建物に残ります。
昨日頂いたプログラムの表紙に「いつまでも残るものは信仰と希望と愛です その中で一番すぐれているのは愛です」とありました。
素敵な言葉ですね。
2014.01.25
今日は所属する山岳会の山登りでした。
私が所属する会は300人を超える会でして、ハイキングから難易度の高いバリエーションルートまでを行っている会です。
私は昨年4月に入りましたのでまだ1年未満の新人という事になります。
おおらかで優しい先輩ばかりです。
小さな会社で仕事をしていると忘れがちな組織という部分とリーダーという面で本当に勉強になっています。
もともと最初の仕事が上下関係が無茶苦茶厳しい所におりましたのでどうしても新人の立ち位置というのがその流れを踏襲してしまいます。
自由な会なのに軍隊的な行動をとってしまいがちというか。でも自分の会社にこんな新人がいたら頼もしいと思える新人でありたいという事を念頭に動くように心がけています。
組織を機能させる為に自身の立ち位置はどこかという事をふまえて行動を常に考えていますが、いかんせん実力がまだ伴わず悔しい思いをする事も多々あります。前向きに考えれば課題が見つかるという点ではラッキーな事と考えています。課題を超えれば自分と会のレベルが上がります。
ですので、余暇をうまく使い課題を克服してみたいと思います。
リーダー論については、私が師事している先輩はいつもしかりとばす事なく見守ってくれていますし、出来ない事を馬鹿にする事なく支援下さっています。時に命に関わる事もありますので、そのリーダーの忍耐というのはなかなかのものかと思います。ある方から実力が足りない人間(私)を連れて行く事はリーダー相当大変なんやでというお言葉もいただいた事がありますので、リーダーの苦労は相当なものかと思います。その点に関しては会社でも多々経験した事なのでよく気持ちはわかります。そんな中で今の対応には頭が下がります。
先般参加したセミナーで自立型というテーマの話を聞きました。その点も今の私の課題です。パーティーの足を引っ張る事なく自立したスタイルを目指したいと思いますし、今後、自分がパーティーを率いる機会があれば、参加する方が自立出来るような環境作りを考えてみたいと思います。
齢40を過ぎて新人という立場を経験する事は今後弊社に入るスタッフにも良い影響が与えられるのではと思います。
たかが遊びとはいえ、全て起こる出来事は仕事と生き方の勉強になると感じた1日でした。
下山後、事務所で仕事をしています。
眠たい目をこすりながらあと少しだけ仕事をしてから帰ります。
2014.01.24
昨日はいつもお世話になっている取引先の方のご紹介で「福島正伸氏の超人気コンサルタント養成講座」に参加してきました。
自己啓発系のセミナーはとんとご無沙汰しておりました。何年ぶりという感じです。
最初は少し斜に構えてみていましたが最後は少し涙がでそうになりました。
気持ちのリセットというか良い空気をもらってきました。
私も小さな勉強会、セミナー等を 主催をしてきましたが、昨日の動員はスゴいものがありました。参考にしたいと思います。
そのセミナー後ご紹介者とそのお友達の社長さんと従業員の方と食事に行きました。ある意味セミナーよりもパワフルなエネルギーをいただきました。本当にありがとうございました。
常々書いている事ですがやはり全ては「人」ですね。
良い影響を与えられるようになってみたいと思いました。
近頃よく打ち合わせをする方から届くメールにも暖かい一節が文中に散りばめられており感動したり元気になったりしています。
感謝しております。
昨日の夜は京都駅から自宅近くまで1時間半程歩きました。
酔いを醒ましながら色んな人の事を思い、感謝し、建築を通じて出会う人が元気になれば良いのにと考えながら帰宅しました。
本当に小さな小さな会社ではありますが、偶然か必然かは置いておいて出会った人の幸せを考えた建築を考えてみます。
その為には人として技術系の会社の代表としてもっとレベルアップしたいです。
リビング新聞西南版に弊社記事が出ております。
ご覧になられて下さい。
2014.01.22
近頃、情報に飢えています。
一般的にネットや雑誌で入手出来る情報ではなくて生の情報というやつです。
新たなビジネスモデルとか、実際に動いている現場などについての新しい情報とか。
大きな会社などでしたら、部署が分かれており横の交流を深めながら情報交換が出来たりすると思うのですが、小さな会社の場合の情報量は想像以上に少ないのではと感じています。特に生の情報というやつです。
異業種交流会などで情報を収集するという手もあるかと思いますが、何となく気後れしています。
旧知の方々とも仕事があるときはお付き合いするという状態ですので、たまにはお茶でもしながらブレストするなどの時間を設けてみたいなと思います。
そんな事で友人のコンサルタントの方と今月から勉強会をはじめます。
細かい内容の詰めは出来ていませんが、1ヶ月に一度程度、自分の業種で知り得た知識や面白い事等を話し合うというイージーなものですが、 お互いの業務内容や近況を知る事でお互いにプラスになると考えています。
触発されて新しい何かが生まれるかもしれませんね。
基本的に愚痴を言う事は一切なしというスタンスが良いかと思います。
それともう一つ判った事は、人にもよるかと思いますが短い時間でも会えば会うほど相手を知りファンになるという事です。
そんな経験を近頃しております。
私も職方をはじめ多くの人とラフに話をして相手の人となりを知ってみたいと思う今日この頃です。
2014.01.21
昨日、ある方と食事に出かけました。
開口一番、元気無いけど大丈夫?というお言葉。
元気ですよとそのままお店のシャッターが閉まるまで飲んでいました。
年齢が同じで境遇や立ち位置が近く気が合いますから、ついつい遅くまで飲んでしまいました。
そこから1時間半ほど歩いて帰宅。雪の降る中、色んな事を考えていました。
その方からすれば見た目の印象で「元気ない」という判断だったんだと思います。
見た印象って大事だと思っているので気をつけねばと思いました。
特に何がある訳でもないのですが、仕事感については模索中です。
若い頃に勢いだけで出来ていた仕事が慎重になり、コンプライアンスにがんじがらめになり、本来相手方の為になる事でもむやみに「出来ます、やります」とは言えなくなってきました。
その色んな決まり事の編み目を巧みに利用してお客様に貢献するにはいささか知恵と情報が不足していると感じています。
大型案件が減りだした頃から専門家の知恵をお借りするにもいささか気が引けるようになりました。
そう思うと「仕事の量」というのが必要なんだと感じる節もあります。仕事がたくさんあれば対応が変わり優先してもくれます。
逆に仕事の量と工事の質がやや変質している状況では厳しい側面があるのも事実です。
特に消費税の駆け込み需要を見越し一気に動いたところは業務多忙のようです。私のところもそれなりにはありますが、大きく動いているという訳ではありません。
そんな中でも仕事をご依頼くださっている皆様には本当に感謝しております。
そしてそんな事を嘆いても仕方がないので、チャンスと捉えるようにしました。
出来るだけ自分で丁寧に調べてみるようになったし、自分で調べる事でアイデアが増えたようにも思います。
結局は努力するしかないという事でした。
手を抜いた訳ではありませんが、するべき事がまだまだたくさんあるという事ですね。
頑張ります。
現在進行中の現場。
木工事が昨日より始まりました。
丁寧な仕事を心がけて下さい。大工さん。
2014.01.18
先日、取引して長いお客様から電話がありました。
マンション共用部の蛍光灯の取り外し方がわからない。という内容でした。
たまたま手が空いていたので現場に向かうとお客様が四苦八苦されていました。
私も見てみましたがなかなか難しい機種で、しばらく考えながら器具をばらしてようやく球が外れました。とりあえず交換球を段取りしてもらい取り替え作業を行いました。
経営的にはなかなか厳しい話ではありますが、信頼はそんな小さなところから始まりながいお付き合いなるんだと信じています。
昨今、いろんな業者さんと競合する部分が多いのですが営業トークバッチリという会社やひたすら安さだけという会社も多々あるようで皆さん検討に迷われているようです。
適切な価格というのは当たり前だと思いますが、その背景にある姿勢を検討材料に入れて下さい。とはいえどの会社もすぐに対応しますとか工事後のアフターバッチリですという所も多く本当に検討に迷うと思います。
私が考えている事は、プライベートな場、例えば家族で買い物中とかカフェでお茶しているときなどに偶然ばったり出会って「あの時、むちゃくちゃな工事しやがって」と言われたりする事はもってのほかですし、顔を合わせられないから隠れるというのは絶対に嫌です。
私の家族を堂々とご紹介出来る位の関係を築きたいと思います。
京都は広いようで狭い町です。知り合いどうしがつながっていたという経験も多々あります。
そんな中で一生を過ごすつもりなので、どうしてもいい加減な事や人に背を向けるような仕事は出来ませんし、する気もありません。
嘘を重ねる事も記憶力が弱く出来ません(笑)
頼りないとか、押しが弱いのも含めてこれからもおつきあいをお願いします。
MI建築工房
(京都府立大学下鴨キャンパス前)
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