社長ブログ - 2013年07月

慣れていない。

2013.07.31

会社の営業リストを見直していました。

傾向がどうなのか、納期や工事の段取りは可能かなどを考えています。



遠方からのご依頼もいくつかあり、受注が決定しているわけではないのですが、仮に受注できたとして職人さんが確保できるか、工期なども踏まえて大きな紙に書き出してみました。



何とかなりそうです。というよりせっかくご縁があったので何とかしてみたいと思います。



近頃、現場の担当者が頑張ってくれているので時間が出来始めました。



時間が出来たらやろうと思っていたことが、いざ時間が出来ると出来ないのは何故?という状態です。



おそらく本気でしたかったという訳では無かった事に気づきました。



本気なら時間があろうが無かろうが動いているはずです。



本当にしたい事をいくつか絞込みをしています。



今まではけっこう詰め込んで仕事してた部分があったのが少し余裕が出てきて理想に近い状態なのにその環境に慣れていない部分があります。



手分けして仕事している分だけ早く帰れるはずなのに、遅くまで会社にいるとか。



新たな環境に適応する能力が衰えてきているのかもしれませんね。

私にしか出来ない仕事をより絞り込んでみます。







話は変わり先日築100年程度の住宅の耐震調査を行いました。



評点は恐らく低いと思いますが、100年風雪に耐えたというのはすごい事だと思います。

今、私の横で担当者がプログラムと格闘しています。



もともと今回入社してくれたスタッフが耐震について相当な経験がありますので、良い部分と得意な部分について伸ばしていければと思っています。





私は耐震という言葉があまり好きではありません。理論上の耐震であり、自然災害の規模というのは時に想像を超えます。



ですので、構造補強とか構造診断というほうが適切なようにも思います。



昔から構造を踏まえたリフォームを提案してきましたが、更に上を行く提案が出来りつつありますので、興味がある方はお問い合わせ下さい。

















都市の

2013.07.26

近頃若い方と打合せをする機会が増えました。



現在進行中の現場のお客様も全て30代の方ですし、来月予定している工事のお客様も若い方です。



常に仕事をご依頼くださるお客様は相変わらず人生の先輩に当たる方が多いですが、近頃の傾向としてはやや若い方が多いように感じます。



思えば30代前半で創業したときに同世代はというと、独身の方が多かったように思います。



10年目に入れば世代も多少の変化があるのは当たり前かもしれませんね。





若い方と打合せをしていて思う事はこだわりがあるという事。



共通している事は新しい建材を希望されている事、自然素材を希望されている事などがあります。



それと仕上がりふくめて完成がきちんと見えているという感じでしょうか。





私はもっと多くの建築を見なきゃいけないなと感じています。



色んな世代の方々と仕事を進めて行く中で、共通の感覚というのを持ち合わせておく必要があると思いました。



世界中を旅しなさいというわけではなく、普段何気なく目にする空間をもう少し意識的に見ておく必要があるなと思いました。



写真を撮ったり、スケッチ描いたり。



それに家、現場、会社 の往復ばかりでは刺激がなくなりますね。何か新しい場所を挿入する必要性を感じています。





山も楽しいですが、都市のトレッキングも良いかなと思っています。



今年も休学していますが、大学に通っているときには頻繁に建物見学に行っていました。



時間を有効に活用して足りないセンスを磨いてみます。









最近の様子。

2013.07.23

久しぶりの更新です。



バタバタしているから更新しないというのはダメですね。

反省しています。



工事は数件日々進行しております。



修理などの小さな仕事はリストを確認すると相当溜まっている状態で、職人さん達のスケジュール調整が難しくなってきました。







つい先日、新人歓迎会をかねて業者さんに集まってもらい、会社の説明、現場の品質向上についての話しをしました。

個別対応で10年間してきましたが、今回主な職種の代表者の方に集まってもらい、弊社の受注方法、会社の経営状態、これからのお願いなども話しました。



現場で馬鹿話ばかりしている方々と面と向かって落ち着いて話をするのはいさかさ緊張してしまいました。



逆に業者さんは様々な建設会社の説明会などに参加されているので慣れたものだと思います。



またこのような機会を設けて私たちの考えを少しずつでも浸透していけるような仕組作りを進めていきます。







facebookって皆さん入られていますか?



私は個人的に入り時々更新をしております。実は会社のfacebookページなるものも作成しており時々更新をしております。



またよろしければ見て下さい。



このブログは私の考えや気づいた事を中心にダラダラと書いていますが、facebookページについてはリアルタイムで投稿しております。



現場で起こった事などを写真と共に掲載しています。



使い分けなどは検討していますが、新築やリフォームをご検討されている皆さんの参考になればと思います。







大工さんが技術指導してお施主様による工事です。



プロ(我々)が下地まで工事をして仕上げを施主さんが行なうというパターンが今後増えるのではと思っています。



企業の収益性という課題はありますが、一緒に家造りを楽しむという点においては良い手法だと思います。







リピート。

2013.07.16

今日から新たな現場が始まりました。



数年前に工事をしたお客様宅の2階部分となります。

お盆までの工期なので段取り良く工事を進めてまいりたいと思います。





工事のリピートをご依頼くださることは本当にありがたい事だと思います。







工事は最初に出会ってから契約まで、そして引渡しまでと長ければ1年単位でのお付き合いとなります。そんな中で再度ご依頼いただけるというのは、前回の工事を評価いただけたと思っています。







よく「長いお付き合い」「一生のお付き合い」とどこの会社も営業マンも言っていますが、良い時もあれば悪いときもあります。つい先日、ある方と山へ登りました。



仕事のお付き合いもある方ですので、山談義だけではなく仕事の話などもしていました。調子が良い時や乗っている時は多くの人が集まるし逆の状況になると潮が引いたように人が去ったな~と話をしていました。



私もそんな経験をしてきました。相手を恨むことは一度もありませんでしたが、そんな悪い状況の中でも覚えてくれていたり、声をかけてくれたり、メールをくれたりした人の事はよく覚えています。自分自身はまだまだ出来ていませんが、相手を「忘れない」という姿勢は大事だと思っています。





調子が悪いときは自分自身の対応が悪かったり低く仕事の精度が低いときなのかも知れないとも考えていますので、離れていかれる方に対しては気づかせてくれてありがとう。とある意味感謝している面もあります。

そんなわけですからリピートやご紹介くださる方はありがたいものです。





いつも事務員から存在感が無いと言われています。

居るのか居ないのかわからないくらいらしいです。



外食時に気づかれずオーダーとってもらえないとかしょっちゅうです。



声も小さいので気づかれにくいようです。

交流会や大勢がいるパーティなどでも「えっ?」と聞き返される事が多々あります。



先日病院で喉を見てもらったら相当細い喉だという事が判明しました。





そんな中、私や会社を忘れずにいて下さりありがとうございます。



ですので思い出に残る良い家造りを頑張ろうと思う次第です。













週末は奥さんたっての希望で伊勢神宮へ行ってきました。



充実した日々を過ごせている事に感謝ですね。









常若という考え方が好きです。



常に新たな気持ちで仕事に向き合います。





どんな。

2013.07.09

今日はwebの更新の件で打合せを行ないました。



数年前に作成したきりで更新も滞りがちでしたので、リニューアルを考えています。



特に施工事例に関しては年間100件以上の工事をしているので、どんどんUPしていきたいと思っています。





本当に小さな会社ではありますが、直接お客様からのご依頼で工事をしている会社です。



下請けは基本的にしておりません。



経営的に一時期検討していた事もありますが、やはり性格的に難しいというか、依頼主の要望を直接お聞きして自分なりに予算や状況を踏まえた上での最高点で工事をしたいと思っています。



カッコつけているんじゃなくてつい気になる部分があると口を出してしまうので上手く行かないのかもしれません。



そんな事では売り上げが・・・・という時もありましたが、この部分に関してはもう誘惑に負けないようにしました。





だから新しいアイデアや自分の内面を深く掘り下げて本当にしたい事を明確にしなきゃと思っています。





いくつかアイデアが出てきいるので今はワクワクしています。あとは実行段階でのリスクなどを検討している状態です。







そんな中で新しい試みというわけではありませんが、「耐震診断」をスタートします。





4月の淡路島で起きた地震の朝、緊急地震速報で目が覚めました。



自分が住んでいる家ではもたないとわかっているので、色んな事を考えてしまいました。



あの日、京都ではほとんど揺れる事はありませんでしたが、何か対策をしているのとそうでないのでは気持ちが大きく違ったと思います。





自分だけの事でしたらあきらめもつきますが、家族や近隣の人に迷惑かけてしまうなと思いました。





ただ、耐震診断と改修にはまだまだ不明瞭な面があり、本当の意味での確信は持てていません。



それでもしないよりは少しでも構造を強化しておいたほうが良いと思います。





今のところというか昔からずっと言っている事があります。



どんな会社なのと聞かれたら「理想の家を手に入れるお手伝いをする会社」「お施主さんと一緒に作る家」というのがずっとテーマになっています。



じゃあ具体的に何しているのとなると、まだまだあいまいな部分が多いので今はそれを突き詰めながら準備を始めています。









説明会。

2013.07.05

今月の20日に協力業者さんに集まってもらって弊社の業務の取り組みや現場での対応や今後の展開についての説明会というか話を聞いてもらう場を設けることを決めました。



個別には私たちが考えている事などをお伝えしてきましたが、一同に集まっていただいてというのは初めての取り組みになります。



私がお施主さまと話をして打合せます、そして現場担当者が現場を進行していきます。そして実際に手をかける人たちが協力業者さんにあたります。



そのラインがぶれる事無く一直線にお施主さまの意図が伝われば現場の様子が変わると思った事、それと私たちが指示をして施工をさせる、ではなく共に作り上げるパートナーであるという事を再確認したいと考えたからです。





大げさな事書いていますが、もっともっと良い仕事がしたいというだけです。



協力業者さんもウチと一緒に仕事して良かったとなれば、現場のグレードも更に上がると思います。





その後は新しいスタッフのお披露目を予定しております。





今期は10期目の節目にあたりますので、良い意味で変わったねと言っていただけるようにします。





それと勉強会や相談会なども一気に増やしていきます。





そんな事を考えたり予定立てたりしているとワクワクしますね。









写真は現在進行中の現場です。



普段と違うところは仕上げ工事を全て施主さんで行うことです。



自分の家は自分の思うとおりにしたいという夢を叶えるお手伝いをしています。



一般的な工事とは随分違いますので難しい面もありますが、お施主さんのお人柄で楽しく現場は進行しております。



竣工が楽しみな現場です。









施主さんが購入された漆喰です。



私はこんな材料がある事は知っていましたが、使用したことがありませんので仕上がりが楽しみです。









意識。

2013.07.04

7月から新しいスタッフが入りました。



私たちが普段気にしない癖とか、事務所の整理具合とか、書類の流れなどが気になっているのではと思いました。



長い間同じ空間で仕事をしていると、見えなくなっているモノやコトがあるだろうと思います。



特に机の上とか使う可能性が低いのに何ヶ月も出しっぱなしになっているものとか。



例えば「部屋の中の赤いものを探しなさい」と言われると急に赤いものが見え出すような。



当たり前の意識というのがどのレベルにあるかというのが意外と自分では解りかねます。



ですので新しい人が入ったり、外部の方がお越し下さった際にはどんな風に見えているのかできるだけ聞くようにしています。

そこで自分が見えていない部分が発見できたりします。



それとか、口癖や言葉の端々に出るネガティブな事をよく話していた事にも気づきました。



先日、取引先の方と食事していて「何となく元気が無いで」という指摘がありました。いつもと変わらないと自分では思っていたりしていてもなんかずれているんでしょうね。





おじさんで変な髪形している人とか変なメイクの女性とか当たり前がずれている事に気づいていない、又は周りで指摘してくれる人がいないのかも知れませんね。



営業的な面でも意識が高いときは、あれもこれもしてみようと思うのですが、意識が低い又はずれているときは知らずに手抜きをしているのかもしれません。



昨日、役員とそんな話をしていました。



私は意識が変われば行動が変わるという主張ですが、彼女は行動を変えれば意識が変わるという主張でした。



どちらが正解なのかはわかりませんが、いずれにしても意識は低かったし、行動ができていなかったという結論が出ました。





私の場合、意識を仕事に集中することで急に動きが出てきましたし、あと一歩手をかけてみようと思いました。





逆に彼女は普段しないことをはじめました。







新しい人が入るということは、現実的に仕事が楽になるというものではなく、自分たちの状態がよく見えるということなのかもしれません。



特に地道に頑張っている社員を見て私は勤務時間は長いが仕事に集中できていなかったという事に気づきました。





この状態に慣れることなく変化し続ける事が大事なのでしょうね。



頑張ります。







新しいスタッフ。

2013.07.01

今日から7月が始まりました。



1年の半分を過ぎましたが、成果が乏しい状況です。



でも良いこともあります。



新しいスタッフが今日から入りました。



優秀なスタッフですので、喜びは大きいものがあります。世の中の景気はどうかは別として会社として決して余裕があるわけではありませんが、前に前に進むためには変化が必要だと考えており、そのためには新しい人の力が必要となりますので採用しました。



今日を境にアップグレードします。







色んな経験を経ていく中で自分の中で目をそらしていた事があります。



それは能力が低いという事。仕事面では事務処理、整理整頓、製図やプランをまとめる能力などなど。



プライベートの山登りでも、クライミングなどは好きですが最低限の登攀も出来ない状況が続いております。会の先輩方は親切に教えてくれますが、頭と体がバラバラな状態が続いています。



理屈でわかっても体がついてきません。比較をしないように心がけていますが、どうしてもレベルが低いので気がしんどくなる事もあります。





今更ですが成長のスピードや能力が低いという事がしっかり腑に落ちたので、あきらめずに続ける事しかないと思いました。







幸い私のまわりには素晴らしい家族にスタッフにお客様や取引先の皆さんや先輩方が沢山いらっしゃいます。



思えば助けていただいた事ばかりであるという事もしっかり再認識できました。





恩返しできない歯がゆさがありますが、感謝の気持ちをしっかり持って謙虚に日々を過ごしていきたいと思います。





そのうち大きな恩返しができるようになりたいと思いますので、懲りずにご指導賜りますようお願い申し上げます。