京都暮らしのリノベーション・新築・リフォーム
住所:〒606-0831 京都府京都市左京区下鴨北園町20-2
2015.09.30
9月が終わりましたね。
今月も事故もなく無事に終えた事に感謝です。
色々と動きがたくさんある9月となりました。
明日からも引き続き頑張ります。
今日、鋼製建具を納品してくれている代理店さんと少しばかり話をしていました。
いつもの「景気は?」の問いかけに京都は関西圏でもすごく良いらしいですよという事でした。
うちはその恩恵にあづかっておりません。どんな仕事が多いの?
と聞くとゲストハウスがすごい勢いで出来ているようです。
弊社でも数年前にある方と組んで仕事をさせてもらった事がありますが、今はすごく増えているそうです。
相変わらず古い町家などを利用したものが人気との事です。
そこで??となったのは住宅用の用途からゲストハウスまたは客室へ用途変更するのって可能なの?
という事。防火設備は?
情報をくれた方は直接は知らないそうですが、想像するにグレーな建物はいっぱいあるでしょうね。
いずれにしてもこれからが少し気になります。増えすぎてしまったゲストハウスは将来どうなるんでしょうね。
以前ブログに書きましたが、京都はもう地元の人の為の京都ではなく観光客の為のテーマパークになっていますので宿泊先は本当に大事だろうと思います。
ですが需要と供給のバランスが崩れると問題が噴出すると思います。また統計が取れないような部屋(貸し部屋なのかホテルなのか曖昧なの)も多数出ると思うので新規にホテル等の土地活用を検討する場合はシビアに考えた方が良いでしょうね。
まあ住み分けると思いますが。
個人的には、古い建物は再利用すべきと考えていますし、出来れば建て替えるよりはリノベーション、コンバージョンなどをきちんと行い資産として後世に残れば良いなと思いますが、あからさまな法規違反はどうなんでしょうかねと思う次第です。
この仕事をしていると矛盾を感じる事があります。
明日からはまた京都に人が増えるんでしょうね。
渋滞対策をしっかりしておかねば。
2015.09.29
今日の午前中は打合せ。
自宅の近くで11時からでした。一旦会社に入っても往復時間が勿体無いので自宅で図面を描いていました。
近頃は奥さんがマメに片付けてくれているので仕事がはかどりました。ありがとうございます。
午後は、写真の撮影、マスの清掃、近隣挨拶など。
直接的な仕事ではありませんでしたね。体はあちこちに動いていますが、、 いつか未来につながるはずです。
会社のガレージによその方が車を停めていました。引越し業者さんのようです。
2名で荷物の搬入をされていたようで、リーダーと思しき人はすぐにお詫びをして車を移動されていました。
もう一人のアシスタント?は近くにいるのに顔を背けて知らん顔していました。
その話をうちのスタッフとしていたのですが、私たちも引越し屋さんと同様にどうしても路上に停車しなければならない時間があります。
その際にどう対応するのかって大事だねという話になりました。
ウチはものすごく気を付けているつもりですが、誰かが無責任に背を向けて知らん顔したら、全てがパーですね。
リーダーと思われる彼の迅速な対応は全てパーになるインパクトでした。
そんなことをしているのではないだろうかと気になりました。きっと知らず知らずしているのかもしれません。
それは、建築主にすごく迷惑をかける話です。建築以前の話ですね。
こんな話を協力業者さんにもしておかねばと思いブログに書いておきました。
何人見てるのか知りませんが、些細なことで積み上げてきた信用が台無しになることもあるので、緊張感を持ってお互いに頑張りましょう。
2015.09.28
新しい1週間が始まりました。
今週も着工と完工がたくさん重なっております。
現在、築不詳の古い住宅を改修しています。
もう仕上の段階に入りましたが、臨機応変な対応で楽しみながら現場を進めています。
というのも、もともと天井を張る前提で計画していたのですが、天井をめくると綺麗に塗装してある梁が出てきました。
また、ろう付けの電線も多々出てきて面白い事になっています。
性能的に古い電線は使用できませんが、古い梁は使わない手はないぞっていう事で、配線経路の見直し、使用材の見直し、壁と天井との取り合いをどうするのかetc
とにかく現場で一個ずつ問題解決するしかありません。
逆に図面を軸に考えすぎると(常はこちら)面白いものになりそうもありません。
そんなこんなで臨機応変に現場対応している次第です。
結構危険なのは、古い意匠だから必ずしも良いとは限らない事。
その辺の精査は必要だと思います。
また、ある程度古い建物の場合のセオリーがあり、極端に逸脱しない事。
変な仕掛けを思いつきで盛り込まない事には気を付けています。
もう仕上の段階に入りました。
どう出来上がるのか楽しみです。施主さんと楽しみながらの家づくりが好きです。
一番楽しいパターンかも。
明日も頑張ります。
土間は路地風に仕上げています。
排水目皿は古い陶器のが出てきましたので再利用しています。
2015.09.26
先日、ある方とお会いしました。
仕事の話をしていました。世間話になりお聞きしていた内容は、、書けませんけど桁が違いました。
何ともすごいことをされているようです。私と何が違うのかなと考えていたのですが、スピードが違うこと、疑問を疑問のままにせずすぐに質問され決断までのスピードが素晴らしく速いこと。
地域柄、素晴らしい業績、実績を上げられているお客様が多いのですが、共通するのはスピードが速いことと、飲み込みも早く無駄がありません。
メールの返信スピード、内容の適切さは相当なものです。
執着がないのでしょうか。よくわかりませんが私はいつも花占い状態なのでスピードが遅いです。
家内と二人してグズだねとよく話をしています。
相当なグズなんでしょうね。
で、いろいろ話を聞いていくと小さな頃からいろんな事を詰め込んでスピーディーに処理する癖をつけられているように感じます。
私の家は放任でしたので、詰め込まずスカスカな気がします。
良い事は見習わねばなりません。
スピーディーに行動します。
来週からも工事がたくさん始まります。
気合とスピードで頑張ります。
2015.09.19
明日からシルバーウイークですね。今日からでしたかね?
今日は現場、打ち合わせとありましたので出勤していました。
道は混み始めていましたね。相変わらず京都は人気があるんですね。
ちかごろ天候不順、噴火、震災と自然災害が本当に増えましたね。
住まいに携わる者としてはこの件についてどう考えれば良いのでしょうか。
自然の力を超えるだけの建物を作るのは現実的ではないですね。だからと言って諦める事も出来ず。
難しい問題です。最低限、その土地に、その住まい手にとって必要な建物を提供する事が出来ればと考えます。
以前考えていた事は自立型住宅、太陽光、雨水利用、シェルター等。最近は随分普及してきましたね。
どこで災害に遭うのかは別として、家族が自立してインフラの回復を待つため最低限の設備を常に備えられるような仕組みも考えてみたいです。
救助の仕組みが随分整ってきましたが、あてにできない程の災害に遭う可能性ゼロではありません。
やはりある程度自立して行動できる為の備えが必要かと思っています。
山で感じた事もやはり「自立」です。山中で少軽く捻挫するだけでも、場合によっては行動不能になり遭難につながります。近所の里山でもインフラと隔離された非日常です。
備えとしてツエルトという簡易テント、小さなガスバーナー、非常食、救急品、雨具、ヘッドランプなどは常に用意しセルフレスキューを行い、しかるべく救助を待つ、または自身の体力の回復を待つなど対応できるようにしておきたいものです。
悪場を通過する為のロープや登攀具も最近は持参するようになりました。
ロープや登攀具を使えば歩くだけではたどり着けない場所にも行ける可能性が上がります。これは震災などに応用できる技術なのではと思います。
人を愛おしく思えばこそ、その住まいはできるだけ安全にしておきたいと最近思う事が多くなってきました。
また、自分も強くなんなきゃなあと思います。
2015.09.18
今日も朝から打ち合わせ、現場と目白押しな1日でした。
合間に考えている事は、仕事の段取りを良くする方法。
これが昔からどうもうまく機能していません。事務所には使わなくなって手帳(捨てるのが勿体ない)が何冊もデッドストック化しています。
スマホが出て消滅しましたが、Palmとかwindows mobileみたいなのとか、薄型ノートブック、iPod やiPadとか出たら直ぐに飛びついては使いこなせずでした。たしかスマホも出て直ぐ買った記憶があります。 無駄と回り道が多い人生だと思います。
近頃は多少、学習能力もついて「新しいモノ」は買う事はなくなりました。
結局入力したデータの使い回しがうまく機能しなかったり、バージョンアップでソフトが使えなくなったりしてその都度時間をかけていました。
携帯メール、PCメール、LINE、Facebook、ショートメッセージ、evernote等色んな処からお呼びがかかるのでこの辺も整理しておきたいところです。
なんか探し物ばかりしている気がします。
山の世界ではウルトラライトという考えが進んでいます。
必要最小限まで絞り込み身軽に素早く動くほうが、あれこれ装備を持っていくよりも安全という考え方です。
カバンの中身と頭の中をウルトラライト化したいのですが、元来の貧乏性なので減らせません。。
打ち合わせをしている時にも、誰かの携帯がピコピコなってますね。
慌ただしい事です。
ノート1冊だけにしたいけど。。。
捨て去る勇気が欲しいです。
2015.09.14
週末は立山の国立登山研修所でレスキュー講習を受けていました。
山岳レスキューとはどんなもんだろうと好奇心を持って受講しましたが、高度な技術と体力、判断力が必要な事がよくわかりました。
それより何より、自分の事がちゃんとできていないのにレスキューはないだろうと突っ込まれそうです。
人を大事にするなら、まず自分を大事にする事とよく本などで見かけますが、まさにその通りだと思います。
仕事がたくさんあるのは本当に有難い事です。近頃は休みをいただく事が増えたので何を書いても言い訳なのかもしれませんが、人手不足が続きオーバーワーク気味です。
今日、スタッフと二人で作業をして事務所で向き合っていましたが、2人とも40過ぎのおっさんですから見事に疲れ果ててました。
爽やかな疲れ方ではなく、消耗している雰囲気です。
多くの協力業者の方が、自分の会社のように力を貸してくれますが、いかんせん量が多いのと、最終的な仕上げは自分達しかできないので時間の調整が難しいです。
求人に関しては本腰いれないとマズい状況です。今週を過ぎると少しマシになると思うのであと1週間、フラフラしながら頑張ります。
2015.09.10
少し迷走気味な数日を過ごしています。
変な髪型の人を見て気付きました。
変な髪型をしている人は、変な風にしようとしてなったのではなく、普段の暮らしの中で徐々に分け目がおかしくなったり、整髪料をつけ出したり、粉をふりかけ出したりしていると思うのです。
変な髪型をバカにしているのではなく、気づかないうちに、何かをごまかそうとして、本来の姿からずれてきているのではという疑問。
またそれを指摘してもらいにくい環境を自分が作っているのではという疑問があります。
今、私たちに必要なのは「直言」なのかもしれません。
お客様からお叱りをうけました。ある事で、養生が少し足りず現場が汚れてしまいました。
ほんの少しだけ気をつけていれば起こらなかったような事ですが、いつの間にか徐々になのか、楽な方に身も心もずれていたのかもしれません。きっとずれていたんだと思います。
今回の結果は私たちの不備でした。
お叱りを受けて気づくなんていうのは最低の事で、想像を超えて素晴らしい工事でしたね。を目指せてなかった事よりもひどい事ですね。
自分自身の理想をもっと明確に持ってしっかりとせねばと思います。
気づかず質の低い事をしていた事は本当に恥ずかしい事です。
直言してくれる仲間を作ってこなかったのも自分のミス。
しっかり仕切り直します。
2015.09.08
1日で完了する工事ってたくさんあるんです。
便器の入れ替えとか、壁紙の張り替えとか。
今日はドアの取付というのか枠の取付を行いました。建具を取り付けることになった経緯ですが、鉄筋コンクリートの建物で北側に鉄の扉があり結露が凄まじくカビだらけになっていました。カビを軽減するためには結露を防ぐの一番という事で空気層を作るために断熱の壁、断熱のドアを製作。
今日は壁と枠を製作なんですが、カビ取り、小壁作り、枠取付、塗装工事、コンセントのための電気工事と1日で3職種の職人さんたちが入れ替わり立ち代りでした。
普通職人さんたちは嫌がる方法なのですが、お住まいになりながらの工事ですので最短でやるために力を貸してもらいました。
それぞれの職人さんたちはウチの現場を通じて知り合いになり、いつの頃からかチームのようになりました。
お互いに譲りながらうまく収める事が出来ました。
チームを最適化するにはある程度時間がかかると思います。ウチは出来るだけ職人さんをチェンジしません。
1)チームワーク 前始末、後始末を考えると緊張感のある顔見知りが一番良いと思っています。
2)アフターフォロー 工事をした人間が一番内容を把握しています。
3)共通化 納め方の癖を理解しているので、施工精度が高い。
など。
緊張感がある顔見知りという関係性が良いんだと思います。緊張感に欠ける事を見たらうるさく言ってしまいます。
反省と後悔がありますが、ダラダラした馴れ合いは誰のためにもなりません。
という事で明日もたくさんの現場が待ってますのでぼちぼち帰ります。
2015.09.01
先週のなかごろは右足の親指付け根が痛くて歩くのも一苦労でした。
金曜日にクライミングジムに行き(痛み止めを飲んで)ひと登りしました。
翌日から左足の土踏まずに激痛が走りまた歩くのも一苦労という状態になりました。
何日か辛抱していたのですが、耐えきれず今日病院に行きました。
骨、筋肉に異常はなく「痛風」という診断が出ました。
片足は何度か痛風発作に遭いましたが、ついに両足に発作が出始めました。
ちょっとマズいですね。腎臓とか心配です。
良いモン食べてるからとよく言われますが、コンビニやスーパー、外食三昧。
贅沢病といより貧しい食事なんだと思います。
痛いと仕事に集中できませんから、痛み止めを飲み続けています。泣そうに痛いです。
運動はそれなりにしているつもりなので悪い食事とストレスが相当なんだろうと思います。
今、きちんとした素材を丁寧に調理して、ちゃんとした時間に食べるのが一番の贅沢ですね。贅沢病の意味合いが違うと思います。
とにかく生き方のスタイルを変えるために色々と挑戦していますが、どうも自堕落な性質というのはそう簡単には変わりませんね。
そのうち鉄槌が下るような気がしています。
気をつけます。
MI建築工房
(京都府立大学下鴨キャンパス前)
(リノベーション・新築・リフォーム)