社長ブログ

なるべくして。

2014.03.30

今日は朝から地鎮祭に参加させていただきました。

いよいよ来週から本格的に工事がスタートします。私たちの大事な仕事は安全に良い建物を造る事。
頑張ります。ご家族の皆さんの顔を拝見していると、ファランクスのごとく職方一同力を合わせて最後まできちんと砦を守ってみようと思いました。

その後は伏見のお客様を訪問しました。
世間話をしていました。いつも大きなフィールドでお仕事されている方ですので、大きな流れがよくわかります。
いつも書いていますが情報は大事ですね。

事務所に戻ってからは、見積や現場の段取をしています。
過去にも何度か書いた事があるのですが、消費増税駆け込みというのをスルーしてしまったというか、流れをうまくつかみきれずという状態でしたが、ここに来て見積の依頼や工事のご依頼が増えております。

もともと「世の景気に左右されない会社」というのを理想にしていましたので、これはこれで良い事ですね。
出来るだけ色々と頑張ってみます。

先日自宅の梅の木が花を咲かせました。そして事務所のシンビジウムも今日開花しました。
どの花も、水、肥料、枝の剪定等の手入れを全くせず、放置していました。ごめんなさい。

人も木々も手入れするに越した事はないですが、生きようとする力、咲かそうとする力を見守るようにしています。それを放置っていうんでしょうかね。

手取り足取り世話をしても、木々又は本人がその気にならないと絶対に花は咲きません。生命のプログラムに沿っていたとしても自身の強い意思が働かないと咲く事が出来ないと思っています。自然に任せるといえば都合が良いように聞こえるかもしれませんが、自然こそが一番理に適っていると思っています。

ただ淘汰されないようになるには力をつける必要があります。それはどんな力でも良いのですが、自然な力というか、理に添った力が無ければやはり淘汰されると考えています。

野駆けで見かける花達は、厳しい自然の中で淘汰された美しさがあるように思います。なるべくしてなった美しさと私は言っています。
そして陽が当たらない岩陰にひっそり咲く花は、根を下ろした場所の文句を言ったり愚痴を言ったりせず、持てる力の全てを使って咲いているように感じます。

今ある環境の中で精一杯ですか?と問われると多くの人に甘えてばかりで、全力です。とは言えませんが、これから少し厳しい事が待ってそうな気もします。
その環境に愚痴をこぼす事無く力をしっかりとつけてみたいと思います。

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