社長ブログ

見積と計画。

2014.02.27

午前中は見積の提出に行ってきました。

打ち合わせの中で家具、書類など様々なものが家の中にあり、整理をしなければ工事が出来ないという話になりました。
皆さんお忙しく、整理を誰がどうするかというのが焦点になっております。

引き取り業者さんに依頼するにしても、どれを残してどれを処分するのかという決断をお施主さまにしていただかねばなりません。


愛着があるので処分に躊躇する事も多く、工事後どこに何を置こうかという事も事前に検討しなければなりません。
私はとりあえず家具リストを作成し、図面にレイアウトしつつあります。

荷物を運んだりというのは、何とか私でも対応できますが、私たちは決める事が出来ません。
この辺で足踏みしてリフォームを断念される方もあると聞いた事があります。

何とかお役に立てる方法はないもんでしょうかね。

よくお話する基準は3ヶ月又は3年触れていない物はほぼ先々で使う事が無いので処分されてはどうですか?と人には伝えているものの、自宅を見ると不用品的なものが溢れています。
迷う気持ちはよくわかりますので、本当に何か方法があれば良いなと思います。
そして1人が1年で増やす荷物は約1立方と聞きます。そう思うと1年でトラック1台分の物を処分しないと追いつきませんね。


そして午後からは事務所で見積と戦っていました。

もう血の気が引きそうなぐらいの数字になっています。
まあこれからが本番なんですが、軽微な設計変更しか出来ない仕組みになっているので、乾いたぞうきんを絞り倒す勢いが今の私には必要です。



見積と同時に家具の計画に挑戦しています。
考えれば考える程、普段使っている家具がいかに計算され尽くされているのかがよく理解出来ました。
計画は出戻りばかりでお施主さまにはご迷惑をかけています。
でも個人的には知らなかった事を沢山知り得て楽しんでいる節もあります。

本来、家具の専門家に依頼した方がスムーズだったかもしれませんし、工程の出戻りもなく出来たかもしれません。
そんな中で、図面とにらめっこしながらパーツごとに専門家と協議し取りまとめています。
でも期待を超える物をサラッと当たり前に提供出来なきゃプロじゃないですね。

業者さんとゴソゴソ図面のやり取りをして報告だけでもしておこうとしていたら「川本さんの途中経過はどうでもいいでしょ。出来る方法をちゃんと確認してから報告しなさいよ。」「あんたは仕事。お施主さんは違うでしょ。相手に手間をかけさせたら駄目でしょ!」おっしゃる通りです。

思いが強いと周りが見えなくなる悪いクセです。亥年生まれのなせる技です。
そしてそのあと反省をするというサイクルをいつも繰り返しています(涙)

冷静に状況を俯瞰しながら最後まであきらめず、そして楽しみながら事を進めようと思います。

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