京都暮らしのリノベーション・新築・リフォーム
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2013.02.09
今日はお客様とホームセンターに行きました。
何をしに行ったかというと、住宅設備機器を見に行きました。
所有される集合住宅、貸家などに設置するかの検討のためです。
コスト的には安いですね。
インターネットをはじめ、ホームセンターや問屋さんの直接販売など、変化する流通に対応すべきなのか迷うところではあります。
従来の方法を元に建築業界、住宅業界は工程管理や工事を進めてきた経緯を考えると難しい面も多々あります。
以前、施主支給サイトからの購入で販売店責任が不明瞭となる工事もありました。
その支給される商品が設置可能なのか、その器機の周りの仕上げ、納め方の検討、図面のチェックなどは工務店が行い、設置に問題があると工務店がその責めを負うというのが現実的な話です。
本来、施工の可否も含めて支給側がチェックし、下地のレベル等を我々に指示すべき事と考えています。その辺が正直工務店のノウハウというか、お金を頂いているポイントでもあります。
とは言え、世が世ですからね。
今のところ弊社のガイドラインとしては、仕上げ部分に関する材料は可としています。
設備機器で言うと給湯器、洗面化粧台、便器、洗濯機パンまでくらいですね。
浴室、キッチン、天井設置のエアコン等は基本的にはお断りしております。
今回は洗面化粧台でしたのでOKです。
次に仕上げ材と言ってもクロスや床材、タイルなどは一応お断りするケースが多いです。
納入していただいた商品に問題があった場合、またあと少し材料が足りないという場合に、ネットで注文して配達を待って改めて施工の段取りをするのはお互いに損だからです。
逆にIKEAなどの家具はお客様と一緒に見に行ったりします。内寸のデータを持って行って相談にのる事は多々あります。
組み立てる時間が無いからという事でしたら、組立を請けたりもしています。
あと、ある職種を入れて欲しいというお客様の要望はお断りしています。知り合いの大工さんがいるからとか、クロス屋さんがいるからというパターンです。
家はチームで造るものですという考え方を大事にしています。
でも仕上げをお施主さん自ら手がけてみたいという要望は内容によっては大丈夫です。
例えば内壁を家族みんなで塗りたいとか(下地は本職の左官屋さんにしてもらいます)ウッドデッキの塗装をしてみたいとか。(メンテナンスの基本を施主さん自らが体感しておくのは大事だと思います)
よく見積で聞かれるクリーニングは何するの?と聞かれますが、仕事の最後の後始末と、大きなポイントは施工した私たちの最後の大きなチェックという作業があります。
掃除をするというのは工事をした範囲全てを磨き、手を入れます。その中であってはいけない事ですが、ミス、不良があれば手直しを行い、最大限美しい状態でお引渡しできるからです。
下地までOKという内容でも一応クリーニングはします。
長々と書きましたが、プロとして経験しお互いのベストを考えた結果です。
MI建築工房
(京都府立大学下鴨キャンパス前)
(リノベーション・新築・リフォーム)
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