京都暮らしのリノベーション・新築・リフォーム
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2016.11.14
あるリノベーション工事の作業が無事に終了しました。
あとは確認と手直しです。図面を頂戴し施工を開始したんですが見積抜けが多くあり苦戦しました。
こちらの判断で処分した設備機器は使用するつもりだったと言う話だったようで弁償となりました。
それは請負側のミスと言われても仕方ない話です。
一般的には・・という既成概念は無しでしっかり図面を読み込まないと大変な事になると久々に痛感した次第です。
勉強になりました。そうやって現場であーでもない、こーでもないと話をしながら作業を進めていて改めて思った事がありました。職人さん等の実際に手を動かす人たちは最後までやりきらないとダメという事。
表現がすごく難しいのですが、一旦手をつけたら何かしら形に仕上げないとダメという事。
そんなの当たり前と言われそうですが、そうでもない仕事ぶりの方も多くみかけます。
だからどうこうという訳ではありませんが、手や体を動かして作るから問題や設計等の不備に気がついてひっそりこっそり修正をしてくれているんだという事。職人さんからの報告や結果だけを聞いて今まで叱った事は何度もあります。
その時に手を使って動いた者だけが知る説得力ある話にも関わらず私の想像力のなさゆえ気づけなかった事もあります。
悪い事をしたなと反省しています。
私たちは最後に手をつける人が考えるであろう事も想像力を働かせて行動しないとダメですね。
優秀な設計者の図面はどの角度から輪切りしても納まっています。
私は設計者ではありませんが、できるだけ矛盾のない計画を考えようと思いました。
MI建築工房
(京都府立大学下鴨キャンパス前)
(リノベーション・新築・リフォーム)
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