京都暮らしのリノベーション・新築・リフォーム
住所:〒606-0831 京都府京都市左京区下鴨北園町20-2
2014.08.20
昨晩は、立教大学教授の山口義行氏が主宰するスモールサンという中小企業を応援すべく立ち上げたゼミに参加してきました。
こと中小企業という事に関して深い見識を持ち、我々中小企業を熱く応援される姿に感銘を受けて数年前から講演に参加するようになりました。
今年度からはゼミにも参加するようになり、中小企業ならではの生き残り方を学んでいます。
消費増税の影響がモロに出始めています。住宅消費というと変な表現ですが、増税前の駆け込み需要、受注残がおよそ終了し35%の落ち込みがデータとして出ています。
内需、外需共に減少しています。体感的にそう理解していますが、データを見ると本当に悪いようですね。
ここで落ち込むか、頑張り抜くか試されていると思いますし、これからの状況を乗り越える過程で私たちは強くなれると信じて頑張ろうと思います。
メディアに溢れる好況感に惑わされず「本気で気を引き締めなければいけません」という言葉が響きます。
中小企業にとって税の問題も切り離す事は出来ず、外形標準課税導入後の法人事業税に関する基礎知識という話もありました。
いくつかの係数を入れる事で今よりどれだけ税金が上がるかというシミュレーションです。
まあ、大変な事です。
国の政策は中小企業の為では無い事がよくわかります。ある税調の方が言うには「収益性の低い企業が存続し産業の新陳代謝が阻害されている」と話されたそうです。
確かに私たちの仕事は収益性は低いですが、雇用を守り、社会保険、従業員の所得税、または消費税なども払っています。合わせて、中小企業は「社会人を作る」という事をしています。
社会人を作るというのが大企業しか出来なくなると、社会不安が起こるのではないでしょうかね。
と固い話を書いていますが、私たちは何とか美しく仕事をして生き延びねばなりませんね。
今日は、現場の定例会議でした。
工事も仕上げ段階に入り、建物の全容が見え始めてきました。
集合住宅の新築工事ですが、賃貸とはいえ、住まれる方がより良い暮らしが出来るように配慮して欲しいというオーナーの意向を受けて、より良い材料選び、工法を心がけています。
来週には足場が取れますので、外観をUPしたいと思います。私たちにとっては久々の大型工事です。緊張もありますが、完成が楽しみな工事です。
しばらく業務が多忙でweb等も更新していませんでしたが、ぼちぼち更新始めようと思います。
それと、この半年雑誌にも掲載されていたのに広報もせずでした。
そのへんの事をちゃんとしておこうと思います。もちろん工事の精度が第一優先です。
キッチン前にタイルを貼っています。
珍しい仕様ですが、出来上がるとかなりカッコいいと思います。
同現場にて 太陽光発電も設置しています。
場所によりますが、非常に効率が良い事業となります。
MI建築工房
(京都府立大学下鴨キャンパス前)
(リノベーション・新築・リフォーム)
コメント