京都暮らしのリノベーション・新築・リフォーム
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2014.03.13
昨日はお休みを頂いてアイスクライミングに行ってきました。
今年から始めましたが、何とも言えない楽しみがあります。とはいえ季節限定の事なので今年はもう終わりの予定です。
ちょっと危ない目にも遭いましたが、無事に帰宅し仕事に励んでいる次第です。
今日は、はじめてお会いするお客様を訪問してきました。
webからのお問い合わせでした。
これも何かのご縁ですので、何とかお役に立てるように頑張ってみます。
消費増税前の駆け込み需要の波には乗りそびれましたが、どんどん新しいご依頼が入ってきております。
不思議な事ですが、有り難い事でもあります。
実はもともと目指していた部分と言うべき姿だとも思っており、好不況に関わらず人と人がちゃんと向かい合える仕事がしたいと考えていました。
そして数%の増税金額の差を超える付加価値を高めたいと常に考えていましたので、今の状況はある意味でいうと考えていた通りなのかもしれません。
今だからこそ増税に負けないプラン、見積、そして工事を丁寧に仕上げる事にしています。
それと、まさに今の状況ですが、職人さん達は相当疲弊しているようにも思います。「寝てる?」と聞けば「寝る時間が・・・」とよくお聞きしますし、現実的に現場はどう?と尋ねると「もうぐちゃぐちゃですわ。段取もへったくれもあったもんじゃない」と言う職人さんも多く、時間をかけて乾かさなければならないような左官仕事の横で大工さんが別の作業をしたり、また大工さんが作業している所へ、設備業者さんが入ったりしてまともに進むものも進まないという愚痴も聞きます。
ぞっとする話もいくつか聞きました。
弊社が請けていた工事については、幸いにも施主さんのご好意で少し長く工期をいただいたので、ややこしい段取を組まずに済みました。そもそも工事自体が例年よりも少なかったというのもありますが。
駆け込み工事というのは、今の数%差が後で大きな差となる可能性を秘めている可能性が高いかもしれませんね。
リフォーム工事で多いのがバブル時代の建物です。法整備はある程度整った状況下での工事だったとは思いますが、普通の仕事をゼロとするとギリギリすれすれの仕事が多いです。体裁は整っているが、実態としては厳しい建物を多く見ました。考えようによっては、今回、波に乗りそびれたという事でそのギリギリの仕事をせずに済んだという事なのかもしれません。
一応前向きに捉えておきます。
午後は住宅改修工事の打ち合わせに行きました。1月末頃からプラン、見積を何度もやり直してきました。プランの修正はあるもののほぼ内容の合意が出来ました。
工事を急がれているので何とか対応すべく段取をスムーズに進めていきます。
今週は土曜日まで緊張感一杯の数日を過ごします。
疲れを溜めない程度に無理してみようと思います。
アイスクライミングは写真のように凍った滝等を登攀します。
MI建築工房
(京都府立大学下鴨キャンパス前)
(リノベーション・新築・リフォーム)
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