京都暮らしのリノベーション・新築・リフォーム
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2013.08.22
業務再開後、気づいた事があります。
事務所の中庭にあるハナミズキの木に鳥が巣を作っていました。
おととい見つけた時はまだ雛が巣にいました。
昨日巣を見ると雛が一羽も居なくなっていて土間に3匹転がっていました。
色々と調べているとヒヨドリみたいで、その雛たちは巣立ち雛と言うらしく一応巣立ったものらしいです。
まだまだ産毛があるし、まともに飛べないしヒヨヒヨ鳴いているし巣立ったとはとても思えない状態です。ところが今日になり見ていると徐々に少しずつではあるものの羽ばたき始めています。
親鳥を大きな声で呼び続けています。その親鳥(2羽)は子供に羽ばたくことを催すように近くで見守っています。私が近づくと大きな声で威嚇したり、口には虫をくわえて雛に餌をやろうと必死で子育てをしています。もう見ていて切ないぐらいの愛情です。それもイタチや猫、カラスなどの危険があるなか必死で餌を探し、子に給餌して危険(人)が近づくと必死で威嚇して休む間も無いぐらいに動き回っています。
子供たちも必死に大きな声を出して親を呼び、天敵に見つからないように物陰に隠れたりヨチヨチ歩きながら動き回っています。その親を呼ぶ必死さと危険に身をさらすのが強く育つ秘訣かと思いました。
本能とはいえ凄まじい愛情をみました。
私の両親も大きな愛情で独り立ちできるように必死に育ててくれたんだと思い感謝しています。
私はついつい手を差し伸べようとしてしてしまいますが、結局厳しい世の中に飛び立たせるにはその子自身が強く自立するように見守るしかないのかもしれませんね。
猛烈な愛情で見守る事が大事かと思いました。なかなか難しいですが。
私には子供がいませんが、従業員が今後増えた時には大きな愛情で独り立ちできるよう見守る強さを持つようにという教訓を教えてくれました。
目の前でそんなドラマが繰り広げられているので、仕事に集中しにくい数日間を過ごすことになりそうです。
昨日撮影しました。
今日はもう少し大きくなっていました。
MI建築工房
(京都府立大学下鴨キャンパス前)
(リノベーション・新築・リフォーム)
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