京都暮らしのリノベーション・新築・リフォーム
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2013.08.06
お盆休みまでに仕上げる工事とお盆休み明け早々から着工する工事の準備に追われています。
正月、GW、お盆など要所できりがつく時期はドキドキする事が多いです。
メーカー、職人さんもOFFになりますので、もし何か手違いがあれば間に合わない、又は段取りがすっぽり抜けていると休み明けの現場がダラダラしてしまうなど普段よりはやや慎重になります。
そんな中、この日曜日に飼い猫が亡くなりました。
18歳という高齢猫です。色んな病気を抱えていて介護を2年近くしていました。最後を看取ったもののまだ現実感がありません。
結婚後1年ぐらい経ったとき、ちょうど熊本に住んでおり、知り合いからかわいい猫がいるから持って行ってという事でもらいました。
初めての猫でしたので溺愛していました。その当時私は公務員を退職し就職しても長続きできないダメ男で貧乏でした。
猫の餌は何とか買えましたが、ノミ用の薬を買えずかわいそうな事をしていました。
京都に戻り就職し独立し何とか治療を出来るようになりました。
いつもそばにいてくれるのが当たり前でしたし、いつも帰宅すると鳴きながら近寄ってくれていました。
良い時も悪いときも態度を変えず常に寄り添ってくれていました。
その間、私は仕事に忙しかったりで猫の存在が当たり前という感覚の時期も長く雑に扱っていたように思います。
いざお別れをして思う事は「あの時にもう少し大事にしてやればよかった」と後悔ばかりです。
これは誰でもそうだと思いますが、ふと一人になるとやはり後悔することがあります。
だから、目の前の人、動物に対し丁寧に大事に後悔が無いように真剣にお付き合いせねばと思いました。
これは猫が私にくれた教訓だと思います。
自分の事を本当に大事にしてくれる存在というのは常にひっそり見返りを求めず献身的に支えてくれているんだと思います。
そんな存在に対しては私は当たり前という感覚になり粗末にしているのだとも気づきました。
何も言わず支えてくれている家族や従業員というのは宝なんでしょうね。
MONGOL800というバンドの歌は忘れましたが「大切な人は後回し。そろそろ気づけよお馬鹿さん」というフレーズを思い出しました。
いずれにしてもここ数年感謝の気持ちに欠けていたように思います。
今の状態はその感謝の気持ちが欠けた状態が続いていたからなのかもしれません。
いつも新たな気持ちでと言いながら、なかなか変化できない自分ではあります。
感謝の気持ちを持って行動を変えたいです。
MI建築工房
(京都府立大学下鴨キャンパス前)
(リノベーション・新築・リフォーム)
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