京都暮らしのリノベーション・新築・リフォーム
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2014.03.07
今日の朝は少し寝坊してしまいました。
昨晩、自宅で遅くまで本を読んでいたからだと思います。昨日読んでいた本はベタなタイトルですが山口義行著「社長の経済学」という本です。
まあベタですが、経済や商売の数字に疎い私はどうも色々と無駄をだしている事が気になっていましたのでついつい夜更かししてしまいました。
特に昨年から利益率がどんどん低下している原因を探り解決する事が本当に急務です。
存続する事が大事と常々考えていますが、存続すら危ぶまれる状況にならない為にも今きちんと改善する必要があります。
やる事はまだまだあります。逆に言えばやる事が無い程ではないのは救いなのかもしれません。
小さな修理のような工事を月に数十件やっても、とてもじゃないですが会社の維持が出来ません。例えば電球の交換や水道のパッキン交換、又はガラスの割れかえ等の依頼がけっこうあります。数千円の工事でも半日かかる事もあります。それを日当で計算したらとんでもない時給になります。以前は営業の一環だと思っていましたし、ある程度まとまった仕事がある中での修理という状態が長く続いていたので、ある程度は目をつぶる事が出来ていました。
今もおかげさまで多くの方からそれなりの規模の工事をご依頼いただいた上での修理ではあるのですが、採算性はやはり悪いです。
ホームセンターなどで販売している単価が周知された部品や同等品を用いた修理をしても、なんでそんなに高いの?と言われる事も多々あります。
それは正当な経済活動として、動いた人に対して日当を支払い税金を支払う為に必要な経費ですと説明しても割高感は否めず値切られる事もよくあります。
弊社の協力業者さんの中にも修繕屋さん的な業務をしてくれる方が数人いましたが、修繕をどれだけしても採算が合わずほぼ皆さんおやめになりました。
誰もがあまり好んで動かない部分に本当はチャンスがあるはずなんですが、採算があうレベルまでにもっていけないのは私の実力不足かと思います。
ただ本当に困っていてどうしても私たちが必要だという理由で依頼されると迅速に丁寧に動く事も大事だし、何とかするのが当たり前だとも思っています。
それは相手先との信頼関係があっての事だと思っています。
小さな仕事でもきちんと評価してもらえれば、お金だけはない何かを手にする事ができるし、未来への投資と思えるはずなんですが、めんどくさいからあいつにさせておけというノリのオーダーが多い事が問題だと考えています。
今の状況は自分が作り出したという前提で考えると、更に努力と改善の必要が多々あるという事です。そして企業の価値を高める事が大事です。
MI建築工房
(京都府立大学下鴨キャンパス前)
(リノベーション・新築・リフォーム)
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