社長ブログ - 2010年07月

その職種により。

2010.07.01

昨晩から少し体調が悪く朝のうちは家で休憩していました。

お昼前に出社し仕事を始めました。

と言っても2時から現場で打合せを行いました。



ある分譲マンションのエントランス付近の改修工事について、金属工事業者さんと打合せをしました。

ステンレス製の手摺の施工が主な工事です。



まっすぐではない階段の寸法を測っていました。

ステンレスの加工品なので、支柱も含めて1発勝負なので、今日の採寸は非常に大事です。

もともと私が測っていた寸法図はあったのですが、必要となる寸法はその図面には入っていませんので、業者さんが独自の方法で採寸していました。



ウチの監督が良く言っています。

「きれいな図面じゃなくてその職種にとって必要な寸法をわかりやすく図案化するのがプロの仕事や!」と。

もう少し詳しく説明すると、例えば大工さんなら大工さんが必要な寸法があり、余分な線等は全て消す。

また、家具図面や金属の加工図面なんかもそうです。



その図面が描けるようになるには相当時間がかかりそうです。

というのもその業種になりきり、何処がおさえどころかを完璧に把握していないといけません。

そして、仕事をする人が作業しながら図面を読む事を考える必要があるので、職人さん対しての愛がないとダメのようです。



同じ図面でも見やすさに大きな違いがあります。



夕方からは、事務所で新たに導入したネットワークハードディスク?にデータを移植したり設定したりしていました。

俗に言うRAID1というやつで、ハードディスクが2枚あり、1枚に書き込んだりすると同時にもう1枚にバックアップしてくれるというモノです。



今までは月に一度、DVDに書き込んでいたのですが、常時バックアップしているほうが安心かと思い導入しました。



Time Machineにも対応しているので、更に安心かと思います。



せっかく積み上げてきた仕事のデータをパソコンの故障で失うのはもったいないですからね。