社長ブログ

ルートファインディング

2014.04.10

今日から新しい現場がスタートしました。

大小入れると常に5件程度の現場が動いていますが、今回は住宅の全面改修工事となります。
新築マンションと手分けしながら工事を進めます。後はスタッフ総出で取り組みます。

ルートファインディングという登山用語があります。
地図やコンパスなどの情報を基に、正しいルートを導きだすという意味だったかと思います。

今日の現場では現状の詳細図がありません。想定通り納まっているか否かで先にかかる工事の手間と費用と内容が大きく変わります。
結果は、想定通りでした。
工期について、解体工期想定は3日でした。
ところが今日でほぼ完了しました。これは嬉しい誤算です。

と、刻一刻と現場の状況が変わります。
そこで私たちは図面(地図)を基に完成予想(ピーク)と工程(ルート)を設定します。
まず最初に、現在地が解っていないとどこに進むかがわかりません。
現在地とは解体した状態です。

想定工期3日が1日になったという事は2日分のアドバンテージが出来たという事です。
早速に職方に連絡を取り、工事を進めながら考えようとしていた設備について、打ち合わせの段取を組みました。
結果、しっかり足を止めて計画する事が 出来るので色んな面でメリットが多々出ます。

このルートファインディングを間違うとまったく別のルートを進んで、時に沢に落ちたり、道に迷って遭難したりします。

自分がどこにいて、どこに向かうのかという事を日々決める事が大事ですね。
何となく人に付いて行ったり、何となく時間をやり過ごしても絶対にピークにたどり着けませんね。

そんな風に趣味が仕事に生きたり、仕事が趣味の役にたったりしています。

登山の良い点として何度もこのブログに書いてきましたが、計画、準備、登山、下山 と、仕事に比して短期間で計画からゴールまでを経験する事が出来て、頑張った先には絶景を見せてくれます。時には道に迷ったり、気象判断で撤退する事もありますが、いつも色んな反省点を体感させてくれます。

どんな山もですが、まず「行きたい」という思いから始まり、どうすれば行けるかを調べ、体力、技術、装備を整え、ルートを見失わず挑戦し達成する これって仕事と同じだと思いませんか。

ただ仕事上のルートファインディングは今ひとつ迷いがちな日々となっています(涙)ピークの設定が甘いのかもしれませんね。

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