社長ブログ

名峰。

2014.03.24

昨日の午後から岐阜県と福井県の県境の野伏ヶ岳へ行ってきました。

朝6時半にスタートしちょうど4時間かけてようやく山頂に到着しました。
きつい登りを繰り返しようやくピーク到着。目の前には名峰「白山」が良く来ましたねと言わんばかりの優しい山容を見せてくれました。

日々どんな山に登っても感動するのですが、久々に心がしびれる程の山に登れたという喜びがありました。

京都まで仲間を乗せて走り、皆さんとお別れした途端に吐き気をもよおしました。
原因は分かっています。

登山前日に民宿に泊まり、山岳会の皆さんと話をしている時にどうも元気が出ずメンバーも何かおかしいと思ったのではと思います。
出発から下山までは全力で登山に集中していましたので、その思いについてはすっかり頭から抜け落ちていましたが、京都に戻った瞬間に現実に引き戻されるかのごとくという感じです。

特に原因を明確にココに記す訳にはまいりませんが、内容は仕事の事です。特に私たちは常に施主さんに喜んでもらいたいという当たり前ですが、難しい事に挑戦しています。その中で身も心も削ってでも仕事に奉仕をしようと動いていた事が想定よりも厳しい事態になっています。※お客様のせいではありませんのでご安心ください。

うまく説明は出来ませんが、冷静に考えれば考える程「工務店だけが泣きを見るような遭わなければならないのか」という事があり、スタッフ共々情けなさに相当落ち込んでいる訳です。
その状況下に陥る遠因が我々が作り出した事だとしても情けない話です。

そんな事を京都に戻った瞬間に思い出し、情けなくなり吐き気をもよおしたのだろうと思います。

ただそんな状況下でも私たちは当初から考えているお客様に喜んでもらいたいという趣旨は曲げる事無く頑張ります。
そしてお客様が喜んで下さるのならば泥水をすすりながらでも頑張ろうねとスタッフと話をしました。

それにしても今日は初めてそんな情けない体になり驚いています。今日はしっかり休んで心を取り戻し明日から頑張ります。

山は生きる力をくれた大事なモノですので、これからも大事にしていきます。



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