社長ブログ - 2015年05月

落としどころ。

2015.05.29

公私ともにバタバタしていました。

今日提出期限としていた見積、プランを提出する事が出来ました。

収益系のリノベーションについてある会社さんから協業の話があり業務に取り組んでいます。何とかお役に立てればと思います。

収支とのバランスを考えてどれだけリノベーションが出来るのかを冷静に考えてプランをしています。経済設計とよく聞きますが、現実的に経済設計って我々が関わる規模では難しいのではないでしょうか。ですが、私たちは自社で施工をしているので、どこに余分に費用がかかったのかがある程度わかっています。余分にかかった費用がその現場にとって本当に必要な仕事なのか否かもある程度理解しています。

設計事務所との協業では、その辺がポイントになるかと思います。施主さん、設計さん、職人さんにとってベストな落としどころとなる引き出しを持っているというのは付加価値なのではないでしょうか。なかなか表現も難しいしご理解いただけない部分ですが、知らず知らずのウチに力がついて来たのかなとこっそりそう考える夜です。

疲れがピークですので今日は帰ります。

本当は会計事務所から決算報告書が届いたので反省会をしようかなと考えていましたが、今はとにかく寝たいです。

明日も頑張ります。

収益系。

2015.05.22

収益系の仕事が妙に増えています。

昨日から何件か現場調査に行きました。ちょうど春の入替時期が一段落し、収益経営のステップアップの準備にかかられているというところでしょうか。
最適なコスト、提案を頑張り面白い建物が京都に増える一端を担えれば幸せです。

今日、社会保険の納付書、市府民税の納付書に目を通していました。

消費税も含めると相当な出費になりますね。株価や一部地下は上がっていますが本当に景気が良いのでしょうか。有無も言わさず徴税される私たちはあまりといよりも何も景気についての良さを実感出来ません。と愚痴も言わずにコツコツと働いているつもりです。

役所のミスをこちらのせいにされて、ある工事代金(公共工事ではありません)が半年以上も入金されません。
他にもある案件で一度に間違いを指摘せずチマチマ重箱の隅をつつかれて10回近く呼び出されている案件もあります。担当が困り果てています。

正直イライラします。施主さんも同様にお怒りの様子でした。必死で働き、無理してでも納税してこの対応か〜とため息つかれてました。

あ〜力が無い自分に腹が立ちます。

そのイライラを上回る楽しい仕事を見つけて全力で頑張ります。

そのうち。

2015.05.21

今日の午前中は税理士さんのところに言って決算の報告を聞いてきました。

前期は過去最高の売り上げでした。
たまたま大きな工事が入ったからというのが正直なところですが、色んな方と関わらせていただいた事が数字につながったと思います。
お力添えいただきありがとうございました。

ただし、経営は決算の数字とは別の数字と戦わねばならず、渋い戦いをしております。

夜もロクに寝られないという訳ではありませんが、常にあれこれ頭の中で描いてスケジュールに落として行動しています。

勉強会や交流会に参加していろいろ話を聞いているとほぼ皆さん厳しい時期を経験なされていますね。
という事はこれはこれで必要な事であり、それを楽しめる位の心持ちが必要だという事ですね。

先で大きな仕事がいくつか控えているので何とか今を乗り切ればと思います。

今日の話に戻りますが、税理士さんと話をしてふと気付いたのですが、なかなか話が言い訳がましい事。
「いつか」「そのうち」ばかりなんですね。恥ずかしい気持ちで事務所をあとにしました。

その後はひたすら行動をするというモードに切り替えました。

ズレていたり、だらけていたりは一人では気づきにくく定点観測的に誰かとあう事でギャップにも気付けますね。

日々気づき。日々勉強。日々行動。

勉強会。

2015.05.20

メールの不調で多くの方にご迷惑をおかけしました。
申し訳ありません。

いつも色んな窓口をあけっぴろげにしているのでスパムメールが相当数来ており、手元の削除では対応出来ていなかったようです。
結局サーバーの管理会社に電話してメールボックスをきれいにしてもらいました。もう大丈夫です。

昨日はスモールサンという中小企業に特化したゼミの勉強会に参加してきました。
ゲストはテレビでおなじみのって書くと安っぽいですが、テレビで拝見しスゴくきれいな人だなと思わず検索した過去がある田中雅子氏でした(笑)そんな方に会えるなんてとその日を楽しみにしていました。

大学ノート3ページくらいメモりましたが、一番多いキーワードは「スピード」でした。ユニクロで実績を出された方ですので聞いていると想像を絶するスピードで仕事をされていたようです。

それと印象に残ったのは一番というキーワード。流石グローバル企業という印象でした。

同じ人間で同じように時間があっても使い方が違うと結果がぜんぜん違うという事を痛感し、志の大きさを忘れず動いた人はやはり大きく結果が違うんだと知りました。

それと、先生の立ち振る舞いを見ていて思ったのが、当たり前の基準値が異常に高いんだろうなと重いました。
懇親会では気さくな方でした。

良い時間を過ごしました。

私に必要な事はスピード、早起き、仲間かなと思いました。

数年を。

2015.05.15

今日は数年前に工事をしたお客様を訪問しました。

建築家の方と恊働しアトリエ、作業場、倉庫など同一敷地を最大限活用したワクワクする建物です。

用件は諸々追加の工事でした。デザイン的な事を踏まえて設計さんと相談してみようと思います。

お会いして話をしながら何年も経った事を考えていました。定期的な行事をされているようで、竣工後50数回を超えたとの事でした。
また、メディアの取材もときどきあるそうです。隣の人間国宝さんにもだったと思います。

月日が経つのは本当に早いな〜と思いました。暮らし向きはどうですか?とお尋ねしたところ「理想通り」とおっしゃっていました。

仕事の一番の喜びというのか、数年経過してもまだ理想通りというのがしびれました。

こんな風に色んなお客様に励ましてもらいながら良い1日を過ごす事が出来ました。雨が降り始めましたね。ちょうど外部系の仕事が多く段取をしっかり整えておかねばと思います。

今日はボチボチ仕事を終えて帰ります。
もう1時なんですね。眠いはずです。

左京区吉田 有限会社MI建築工房
www.mi-arc.co.jp

リーダーは。

2015.05.13

あるボランティアをしています。

主に山での遭難者を捜索したりします。

このGW後、数件の依頼が入っています。
私は日程が合わず捜索に出向いていませんが、広い山中ですのでなかなか厳しいです。そして時間がかかればかかる程に難しくなるので一刻を争います。
無事を祈ります。

今年のGWの山岳遭難は過去最高だったようです。
私たちも北アルプスに入山し残雪期の山を歩きました。幸い天候に恵まれ想定よりも難所通過ができ無事に下山する事が出来ました。
歩いていたルートを考えると天気が良かったというのが本当に大きかったと思います。

もしも天候が悪ければ ルートを変更する、引き返す、その場で泊まるなど色んな選択の連続があります。
その選択が正しかったとしても、色んな要因で道迷いや滑落してしまいます。

無事下山と事故の境目は難しいです。ただ常に謙虚であり続けないと大変な事になりますし、些細な事で転がりはじめた坂道はなかなか修正ができません。

そう思うと仕事と山は本当に似ていますね。


まず、登りたい山を決めます。これは仕事も同じでゴールを決めます。
そこにたどり着く為のルートを考え、装備を整え、トレーニングを始めます。
今回の北アルプス山行は、重荷を担いだトレーニング、アイゼンを用いたトレーニングを行い、地図をずっと眺めて歩き方のシミュレーションをして本番に臨みました。
あと何が何でも無事に下りるというメンタル。

仕事もまったく同じプロセスですね。

あっ、抜けてましたが、誰と目指すのかも大事ですね。

特に仕事は誰と一緒にピークを目指すのかってすごく大事な気がします。
という事で常に明確なピークをもう一度描き直そうと思っています。

近頃、ローテンションで過ごしていました。そんな中、車のバッテリーがあがり身動きとれなくなりました。
JAFに連絡して、いつもの車屋さんに電話して。。JAFが来てくれるまでいろいろ考えていたら情けなくなってしまいました。

で、落ち込みつつ車屋さんに行くとそんな私の様子を察してか明るく振る舞ってくれました。

また、急にリーダーはね。崖っぷち歩いてても笑顔で大丈夫って言い切らなダメですよ。と言ってました。
あ〜っそうだ。と思いました。

忘れていました。そんな感覚。落ち込んでも状況は変わりませんからね。少なくと自分は明るく凛としていようと痛感しながら事務所に戻ってきました。

知らぬ間にローテンションの情けないオッサンになっていました。

良い気づきをありがとうございました。

頑張ります。

観光。

2015.05.09

今日は神戸の大学に入った姪に会いに行ってきました。

18年前、義兄のところに生まれた小さな赤ちゃんが もう大学生なんですね〜
おっさんになるはずです。

南京町でランチして北野の洋館を見に行きました。
ベタベタな観光でした。でも楽しかったです。

京都と比べるとやはり坂がある街は景観が違います。
北野界隈を歩いてて思う事は、観光地化が進んでいる事、結婚式場だらけだった事です。

京都もそうなんですが、観光の目玉を中心にしてハリボテ感があり、いかにも観光地というのを演出している雰囲気を感じます。

脈々と続いてき上に形作られたというのではなく、きっと優秀なコンサルタントか何かと大手の資本が組んでショーケース化し、どこかでヒットした情報を元に計算した街並を作っているような気がします。
イメージで言うとイオンモールのようなのが観光地を取り巻いているというんでしょうか。賛否あると思いますが私はそう感じました。

どこも観光地の雰囲気が似てるように思い少し残念です。逆に長野とかに行く機会が増えてきたのですが、普通のスーパーとかで売ってる食品とかに驚いたりします。

とはいえ、北野の街並は好きです。住所を示す標識とか、地植えされたお花とか。薔薇が多いのも良いなと思いました。

私たちが住んでいる場所も、いずれかの時代が来たら面白い街になってました!と言えるような建物を造りたいものです。



定番のウロコの家。

洋館にしては天井が低いかなと感じました。感じただけで採寸してません。

あのスレートを支え続ける構造も頑張ってるなと思いました。